隣町だったにも関わらず、島田市の帯祭りに初めて行ってきました。
ですが、ちょっとだけ。
後で色々調べて知ったんですが、もっと予習してじっくり楽しめば良かったと思います。
そんな人のために少しだけこの帯祭りを紹介したいと思います。
静岡県島田市の見どころ
帯祭りの前に島田市の説明からします。島田市は、かつて東海道五十三次の23番目の宿場町である島田宿であり、ここには、川越遺跡というものがあり「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」というほど東海道の難所として有名な大井川の左岸側に位置しています。大井川を渡れずに足止めをくらった旅人たちがこの島田宿で時を過ごし、その文化のおかげで発展したと言っても良いかもしれません。
詳しくは、島田市博物館のサイトをご覧いただければと思います。歴史好きには面白い内容だと思いますよ。
参考島田市観光協会
郷土料理「菜飯田楽」
もう一つ島田宿にちなんだ郷土料理を紹介します。それは、菜飯田楽というもので、いわゆる菜飯と豆腐田楽の定食なんですが、当時の食事が未だに楽しめるお店もありますので一度試してみて頂くのも良いかと思います。同じく東海の宿場町である丸子宿でもとろろが楽しめるお店があり、紹介していますので参考にどうぞ。
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世界ギネス認定木造橋「蓬莱橋(ほうらいばし)」
もう一つ、蓬莱橋という世界一長い木造歩道橋というギネス認定の橋があります。こちらは、明治に作られた橋だそうで、今でも有料ですが渡ることが出来ます。
長さは、897.4m「厄なし」の語呂が縁起が良く、更にはこの地のすぐ北に宝来町という同音の地名があります。
渡ると何か良いことがありそうですね。
参考島田市/蓬萊橋
そんな島田市には大井神社という有名な神社があり、周辺の人たちは、結婚や出産など様々な人生の節目でお参りに行きます。僕たちも何度も行きました。この大井神社は、大井川を神格化したのが始まりとのことです。
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帯祭りは3年に一度だけ
この大井神社で3年に一度行われるのが帯祭りなのです。
帯祭りの主な特徴は、大名行列と鹿島踊り、屋台の練り歩きだそうです。
参考島田市/島田大祭
大名行列は、東海道というだけにこの地の周辺でもいくつか似たようなお祭りはありますが、大奴が太刀に帯を垂らして練り歩くという奇妙なスタイルは、この島田市だけです。呉服屋がたくさんあり、宿場まちの名残なんでしょうね。
また、ここには、島田髷という当時の日本で最も一般的な女性の髷だったスタイルの発祥の地だそうです。時代劇に出てくる女性の髪形ですね。島田髷祭というお祭りもあるそうなんです。
島田市というのは、本当に歴史の深い町なんですね。
さて、僕たちは、大名行列の練り歩きは見ることができませんでしたが、
終わった後の大奴の方と写真を撮ってもらうことができました。
屋台の練り歩きは少しだけ見ることが出来ました。
とても迫力があり、お囃子(おはやし)のパターンもたくさんあって飽きさせませんでした。あまり他で聞いたことのないお囃子だったので興味深かったです。
神社では、出店も出ていてクレープとりんご飴ならぬぶどう飴を買いました。
今はぶどう飴ってのがあるんですね。200円と安くて美味しかったです。
ちなみに、駐車場は河川敷に用意してくれてますがそこそこ距離があります。
歩いて20分くらい。
駅から神社までは、すぐなので、電車で行くことをおすすめします。
最後にもし島田市に遊びに行くことがあればぜひ立ち寄っていただきたいお店をいくつかご紹介します。
まずは、小まんじゅうの清水屋さん
この小まんじゅうは、いわゆる酒饅なんです。小さくて一口サイズですが、とてもおいしいのでおすすめです。
日持ちしないせいか、夕方にはもう無いことが多いので見つけたらお早めに購入することをおすすめします。
ちなみにこちらには黒奴という有名なお菓子もあるのですが、上品なので僕は、お土産として誰かに持っていく時にはこの黒奴もよく利用させてもらってます。
お次は、たいやき屋さんを紹介したいと思います。
この周辺ではここのたい焼きが一番という人も結構多いのでおすすめです。
お好み焼きならこちらがおすすめです。
ここのお好み焼きは、マヨネーズにからしが混ざっていてとても美味しいです。
焼きそばも麺が極太で濃厚ソースの味がやみつきになります。
ぜいたく焼きは、具がめちゃくちゃ豪華なので一度食べてみてほしいと思います。生地より具の割合が多すぎるくらい。
僕は、お好み焼きと焼きそばをセットで注文します。
まだまだ島田市の魅力は他にもありますが、機会があればまたご紹介したいと思います。
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