つみたてNISAが延長
2019年12月に発表された令和2年税制改正大綱によると、現在、投資可能期間が2037年までとなっているつみたてNISAについて、5年間延長して2042年まで積立が可能になりました。
これは、令和5年までにつみたてNISAを開始すると積立期間が20年間を確保できるというものです。
僕はすでに制度がスタートした2018年からつみたてNISAを開始していますので2037年までに期間20年を確保しているわけですが、それが更に延長して25年になるというものではありません。
あくまでこれから始める人たちが20年間の非課税期間を確保できるということです。
[memo title=”MEMO”]2023年までにつみたてNISAをはじめよう![/memo]ちょっと残念。
ですが、まだつみたてNISAをはじめていない人たちにとっては朗報です。
これを機会にぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
[alert title=”注意”]尚、NISAについても改正がありましたが、私はつみたてNISA派ですのでこちらでの解説は割愛させていただきます。[/alert]iDeCoも延長
iDeCoについても以前あった噂どおり改正がありました。
実はこちらは待ってましたの内容です。
現在、可能加入年齢の上限が60歳までだったところが、条件付きで65歳までになりました。
これは、現在すでに加入している僕にとっても非常に喜ばしい内容で、非課税期間が更に5年間延長されたわけです。
単純計算では、現在、1年間あたりの節税額が43,200円ですから、単純計算では216,000円の節税額が膨らみます。
[alert title=”注意”]勤務先に企業年金制度がない場合は、1年間あたりの節税額は、82,800円。5年間で414,000円もの節税額になります。[/alert]注意するところは、60歳以降も国民年金の被保険者でなければなりません。
おそらく僕らが60歳になる頃には、定年も延びているでしょうからあまり気にする必要はないかもしれません。
つみたてNISAよりも税制上のメリットが非常に大きいのでおすすめです。
それとiDeCoは、さかのぼって積立することはできませんし、積立額に上限があるので早くはじめた方がお得です。