今年から確定拠出年金idecoを始めたサラリーマンも少なくないと思います。
僕も2月から始めて順調に貯蓄が進んでいます。
僕が以前書いた記事にもありますが、idecoをやるべきメリットの中でも一番の魅力は、所得税と住民税が大幅に控除されることです。
参考【資産運用】僕はSBI証券で個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)をはじめました!
ですが、何もしなくても、控除の手続きがなされるというわけではありません。
ちょうど今の時期に年末調整で記入する必要があります。
では、具体的にその手順をご紹介します。
まずは、10月から11月くらいに国民年金基金連合会というところから三つ折りの圧着はがきが送られてきます。これを開くと「小規模企業共済等掛金払込証明書」というあなたが払い込んだ掛金額が記載された証明書が添付されています。
これを見ながら給与所得者の保険料控除申告書といういわゆる年末調整で提出する紙に記入するだけです。
右下を見ると、個人型及び企業型年金加入者掛金という欄がありますのでここにはがきに記載されている掛金の合計額を記入するだけです。
簡単なのであまり細かいことは考えずにこれでOKです。
ひとつ注意が必要ですが、10月以降に加入した方は、はがきは翌年の2月頃来るそうです。
ですのでひとまず年末調整では手続き不要です。また、年末調整で記入するのを忘れてしまった人はどうか?
そんな人も年明けに確定申告がありますのでそちらで申請すれば大丈夫です。
ちなみに確定申告については、インターネットで入力して郵送するやり方が一番楽なのでおすすめです。その方法はこちらも参考にしてみてください。
参考確定申告で医療費控除を受ける場合ふるさと納税のワンストップ特例申請はどうなるのか?
確定申告書等作成コーナーで作成を進めていくとこんな画面がありますので赤枠の「入力する」をクリックしてみてください。
すると下記のような画面が表示されますので、赤枠の「企業型年金・個人型年金加入者掛金」という欄に先ほどの「小規模企業共済等掛金払込証明書」に記載されている掛金の合計を記入します。
あとは、ふるさと納税の寄付金額や医療費控除などがあれば一緒に記入して入力が終了したら印刷して郵送で最寄りの税務署へ送るだけです。
昔と違って確定申告もとても楽になりました。計算も自動ですしね。
今回は、idecoを始めた場合の年末調整を忘れずにという話題ではありましたが、確定申告のやり方もぜひ覚えておきましょう。
尚、やっかいな話ですが、もし、医療費控除などで確定申告をしようと思ったら年末調整ですでにidecoの掛金を申告している場合は再度記入する必要はありません。
ふるさと納税の寄付金控除だけは再び記入する必要がありますのでご注意を!