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確定申告で医療費控除を受ける場合ふるさと納税のワンストップ特例申請はどうなるのか?

つい先日、医療費控除で確定申告をしました。

若い頃は確定申告なんてなんのことだかさっぱりわからなかったんですが、結婚して特に今年は医療費もかさみ、ふるさと納税でワンストップ特例申請もしていたのでどうなるのか調べてみました。

ワンストップ特例申請とは

ふるさと納税の控除申請といえば「ワンストップ特例制度」と言って、この特例制度の申し込みを書面で1枚送るだけで確定申告しなくてもよい制度があります。

こちらのふるさと納税ポータルサイト「ふるさとプレミアム」もご確認ください。

[sanko href=”https://26p.jp/aboutonestop/” title=”ワンストップ特例制度とは” site=”ふるさと納税・寄付なら「ふるさとプレミアム」”]

医療費控除を受ける場合ワンストップ特例申請は?

僕は、すでにこの申請をしていたので今回の医療費控除の時にどうすればよいのかちょっと心配でした。

こちらのふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」にその答えが書いてありました。

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引用ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス] | 意外と簡単!ふるさと納税をした場合の確定申告

ということで医療費控除を受けるために確定申告をする場合は、ワンストップの申請をすでにしている方も無効になってしまうので医療費控除と同時に寄付金控除の欄も記入を忘れないようにしましょう。

確定申告の手順

申告書を作成する。

申告書は、市役所や税務署の窓口で紙の申告書もらう方法と国税庁のホームページからダウンロードする方法があります。

今回僕は初めてインターネットで確定申告書を作ることに挑戦してみました。

医療費控除で用意するもの

医療費控除の対象については、こちらの国税庁のホームページをご覧いただくのが手っ取り早いのでどうぞ。

No.1120 医療費を支払ったとき(医療費控除)|所得税|国税庁

  • 医療の領収書
  • 保険金の給付を受けた場合にはそれがわかる資料
  • 勤務先が発行する源泉徴収票

家族の分も忘れずに用意してください。

今回、僕が利用したのは、国税庁のホームページにある確定申告書等作成コーナーです。

では、さっそく僕の場合を例に作成してみるので参考にしてください。

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赤枠の作成開始ボタンを押します。

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ここでe-Taxにしたいところですが、専用の端末が必要なため、持っていない方がほとんどだと思うので右側の書面提出をクリックしましょう。

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医療費控除の方は「所得税コーナー」をクリックして進みましょう。

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するとこのようなページが現れますので必要書類をお手元に準備してさっそく入力を始めます。

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生年月日を入力します。

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給与所得のみの人は赤枠のチェックマークを入れて次に進みます。

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給与の支払者と年末調整の状況についてチェックマークを入れて次に進みます。

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適用を受ける控除にチェックマークを入れて次に進みます。

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給与所得の入力をします。

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次も源泉徴収票を見て記載があれば入力します。

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給与の支払者を入力します。

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内容を確認して間違いが無ければ次へ進みます。

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次も入力内容を確認して間違いが無ければ次に進みます。

ちょっと疲れたって人はデータの一時保存もできます。この一時保存というのはこの先も区切りのいいところで出て来ますのでちょっとずつ進めたい人にはおすすめの機能です。

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引き続き、医療費控除と寄付金控除を入力していきます。

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まずは医療費控除から。僕らは、医療を受けた人・病院ごとに入力するを選びひとつずつ領収書をチェックしながら入力する方法を選びました。

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それぞれ記入して入力に進みます。

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下記のような画面が出ますのでまずは僕の分から記入し、次に妻の分も記入をします。この作業は領収書ひとつひとつを間違いなく記入していくので地道な作業と言えます。

f:id:saichan1978:20170326230017j:plain記入が終わると確認画面が出ますので内容を確認して次に進みます。

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次に寄付金控除を記入します。ふるさと納税で寄付した方は、寄付金受領証明書を用意しましょう。

無くしてしまった方は至急、寄付先の自治体に再交付してもらうようお願いしましょう。

この証明書に書かれている内容を記入します。

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確認画面が出ますので内容に誤りがないか確認して次に進みます。

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このように入力するだけで自動計算して還付金額を出してくれます。

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最後に住所や氏名を入力する画面が現れます。

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住所・氏名等の入力が終わると下記のように還付金の振込先を指定する画面が表示されますので指示に従って入力します。

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僕の場合はゆうちょ銀行以外に指定しましたのでそれぞれ入力をします。

次にマイナンバーを記入します。

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そしていよいよ印刷へ進む画面が出て来ます。

帳票表示・印刷ボタンをクリックするとPDFの申告書がダウンロードされますのでこれを印刷すれば完成です。

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印刷した申告書に印を打つのを忘れずに。

それと領収書の原本とふるさと納税の受領証明書、マイナンバーカードかマイナンバー通知書+免許証などのコピーを同封して封筒に入れます。

領収書はたくさんになりますので別の封筒にまとめて入れるといいようです。

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そして最寄りの税務署へ持って行き投函してくれば終了です。

まとめ

確定申告というとすごく並んで税理士先生に聞きながら作るイメージがありますよね。でも、インターネットで入力するのはとても単純です。あとは自動計算してくれるので税理士先生に聞くまでもなく簡単で超おすすめですよ。

あと来年はもっと楽になるように僕の医療費の領収書と妻のものとはキングジムから出てる医療費ファイルを購入してスッキリと整理することにしました。

それとふるさと納税した場合も受領証明書をちゃんと保管しとくことですね。

そしてもうひとつ大事なことは、マイナンバーカードを作りに行くことです。何かしら書類を提出する時にマイナンバーカードの写しを求められることが多いのですが、マイナンバー通知書の場合は、身分証明書の写しをセットで要求されるため一手間多くなります。ですのでマイナンバーカードを作ればそれだけで証明になるようなのでさっそく作りに行きたいと思ってます。

それにこれからはコンビニで住民票とかも発行できるみたいなので。

マイナンバーカード作成の話はまたの機会に記事にしたいと思います。

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